三十六歌仙

箱作にある
加茂神社。
箱作の駅からぴちぴちビーチに行く道すがらにありますね。
創建は弘仁4年(西暦813年)ですので、
1,201年前になります。
そう、去年1,200年祭でした。

この辺り一帯が京都の賀茂神社領で
そこからご神体を分霊したことによりできた神社だそうです。

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敷地内に石碑が立っています。

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石碑に刻まれている内容は以下のようになっています。

「箱作
貝掛村の南にあり 西の方は海濱なり 箱の浦ともいふ
土佐日記云
このあいだにけふは はこのうらといふ所より つなてひきてゆく
かく行くあいだに ある人のよめる
玉くしげ はこのうら波たたぬ日は
うみをかがみと たれか見ざらん
能因法師歌枕云
はこつくり
家集
はこの浦に明くれあそぶ芦田鶴の
千とせのかげぞ ともに見ゆらん  源重之」

難しいですけど、
海に波が立ってないときは鏡のように静かだー、ってことですかね。
・・・わかりませんけど。
ちょっと気になったのは後半部分。
「源重之」さんの名前があるではないですか。
源重之さんと言えば
小野小町さんや柿本人麻呂さん、紀貫之さんと並んで
三十六歌仙に選ばれていて、
平安時代の有名な歌人ではないですか。

私は学生の時から
三十六歌仙の「西本願寺本三十六人家集(国宝)」がデザイン的に好きで
(内容は分からないけど)よく調べてました。
阪南市立図書館で国会図書館から
写しを取り寄せてもらったこともあります。
きれいですよー、重ね継ぎ。

おっと
また脱線してしまいました。
いずれにしても
ずっと昔から静かな海と豊かな緑に囲まれた
とても住みやすい阪南市。
子ども達に、そのまた子ども達にきちんと
バトンタッチしていかなければなりませんね。

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