住民センター

住民センターの視察に案内していただきました。
自分の地域は良く知っているのですが、
他の住民センターがどんな感じなのか
じっくり見させてもらいました。

阪南市のウィキペディアを見ると
特筆されているように、
阪南市には「住民センター」というものが、たくさんあります。
かつては
葬儀を始め住民が様々な用途で使える
集会所として活躍していました。
しかし
生活スタイルや生活習慣・環境などが
少しずつ変わってきた現在、
住民センターは新たな第1歩を踏み出さなければなりません。

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写真は
尾崎住民センター。
住民センターの中では一番古い建物。
もとの阪南町役場、尾崎村役場です。
今の市役所が出来る昭和51年までは庁舎として使われていました。

本体は
昭和4年~6年ぐらいの建築らしく、
阪南市出身の銭高組さんによる
建築です。(※1)
阪南市一の洋館歴史的建築物と言ってもいいかもしれません。
ただし、
内部は住民センターとしてリフォームされていますので、
洋館建築としての意匠はほとんどありません。
そして、3階部分は増築です。

住民センター
将来の在り方も含めて
しっかり検討していきたいと思います。

(※1)2020.10.16.追記:「阪南市出身の銭高組さんによる建築」と書きましたが、のちの調べによって少し不明になってきました。というのも、証拠として残っているのは「工事は岸和田市別所町の西村義満が14,750円で請け負った」となっており、銭高組さんが元請け出なかったことが判明しました。阪南町史には「銭高組の建築」の記載がありますが、もう少し調査を進めてから明らかにしていきたいと思います。よって訂正いたします。

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