公立幼稚園の保育料

昨日行われました厚生文教常任委員会にて
去る2月3日から議題に上がっております
「子ども・子育て支援新制度に係る利用者負担額(保育料)について」
の議題について。

今回のこの議題は
3月議会に上程予定ですので、
議会の議決を待たなければ「決定」ではありません。
「案」の段階で公表すれば
混乱を招く可能性があるので、
情報公開は慎重にしなければなりません。
ただし、
今回のこの公立幼稚園の保育料の値上げについては
あまりに唐突で、値上げ幅も大きく
保護者の皆様への影響が大きすぎるので
現在「案」の段階ですが
説明をしたいと思います。

あくまで「案」ですので、
最終的な決定は3月議会です。

この議案の背景については
つい先日このブログで書きました。
2月3日のブログ
この時点では
今年の9月(経過措置5か月)から
公立幼稚園保育料の急な値上げをするような案が出ておりました。
もちろん議会が紛糾し、
たくさんの質問、議論が交わされました。
そこで
昨日提出された代替「案」はこちらです。

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2年間の経過措置が付けられております。
見ていただいたら分かりますように、
この春から3歳児さんとして幼稚園に通いだす園児は
5歳児さんになるときに改正料金となります。
この経過措置が付けられることによって
市の財政への影響は総額で約2,700万円の試算です。

あと、ここから少しややこしいのですが、
上の表の適用があるのは
公立幼稚園の
生活保護世帯・市民税非課税世帯・市民税所得割非課税世帯は
除きます。これらの階層の方々は改正料金が
値下げされますので、今春から改正料金を適用する予定です。
詳しくは幼稚園からプリントが配られると思いますので
そちらを参考していただき、
不明な点は阪南市役所の教育総務課にお問合せください。

最初にお断りいたしましたが、
あくまで「案」です。
3月議会の議決内容によっては
変更の可能性が0ではありません。
我々市議会としても今後の公立幼稚園の在り方も含め、
これからもしっかり議論して参りたいと思います。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

あと、
上記内容は「阪南市」のものです。
他市は他市ごとの方針が出ると思いますので、
詳細は各市にお問合せください。

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