本日は阪南市議会、厚生文教常任委員会の行政視察で泉大津市へ。大型認定こども園&産業廃棄物最終処分場。

本日は朝から私が委員長をさせていただいております、厚生文教常任委員会での行政視察を行い、泉大津市さんに伺いました。

まずは平成27年度から公立の大型認定こども園となりました「泉大津市立かみじょう認定こども園」へ。

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定員400名の認定こども園です。現在289名の子ども達が過ごしています。

公立の認定こども園として成立するための、たくさんの苦労や、経験、知識など、しっかり勉強させていただきました。委員の皆さんからもたくさんの質問があり、とても有意義であったと思います。約1時間のディスカッションを終え、施設見学へ。

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子ども達は寒い中、元気でワイワイ楽しく、きちんと挨拶もして、とても行儀良かったです。やはり大事なのは「教育方針」をしっかり行政も現場も共通認識として持つということ。それを強く感じました。

あとは、子ども福祉・教育を包括するセクションの創設、現場の先生たちのチームワーク、しっかりPTA・保護者への説明、この辺りを手厚くケアしていかなければならないと思いました。

また後日、委員会視察としてまとめたいと思います。

昼からは阪南市の抱える産業廃棄物最終処分場問題の勉強として泉大津フェニックスへ。

阪南市の男里川、山中川の上流、和歌山市の滝畑地区に計画されている産業廃棄物最終処分場とはどういうものなのか、安定5品目を処分するということはどういう事なのか、公共と一般事業者との違いなどをこの目で確かめる視察です。

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フェニックス計画は近畿2府4県が利用する公共の廃棄物処分場計画です。

今までの経緯など施設概要をお聞きしてから現場視察へ。

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スゴイ規模です。広すぎて地平線が見えそうです。(見えませんけど)

上の写真の調整池(海じゃありません)は初期に埋め立てた「管理型」廃棄物(いわゆる何でもゴミ)から発生する汚水などを処理する施設です。今の基準でいきますと、これから100年ぐらい稼働し続けなければ浄化されないそうです。

そして和歌山市に計画されている「安定型」廃棄物(コンクリートガラとか廃プラスチック、ガラス、金属くず、ゴムくずなど)はどんな感じかというと。。。

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これがコンクリートガラなど。。。

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こちらが廃プラ・ガラスなど。。。向うにキラキラしているのガラス破片ですね。ちょっとバスのガラス越しなので分かりにくいですけどね、ここに溜まっている水、真っ赤っかです。

やっぱり!

全量、目視検査すると言っても全ては分からないし、付着物が毒なんか何なのかは分かりません!

担当の方の話では色素のあるプランクトンか、有害物質か、何かは調べてないので分からない、との事ですが、これが男里川や山中川の上流、水源地にあったら、、、と思うとゾッとします。というか、有り得ないですね。

しっかり阪南市議会としても出来ることを一つ一つ取り組んでいきたいと思います。

 

ということで、本日、行政視察として対応いただいた皆様方、本当にありがとうございました。そして議会事務局も段取りありがとうございました。

この行政視察の成果を厚生文教常任委員会として皆でまとめ、しっかり市政に反映させたいと思います。また市民の皆様には改めてご報告を申し上げます。

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