市長が変わり、「市民参画」が積極的に、前面に打ち出された街に生まれ変わろうとしている阪南市ですが、その1丁目1番地ともいえる市民説明会が始まろうとしています。
~阪南市総合計画の後期計画(案)市民説明会~
総合計画:10年単位で「阪南市はこうなるべきだ!」と方向付けされる市の最も重要な計画
後期計画:現在進んでいる総合計画は平成24年~平成33年の10年間のモノです。その10年間をさらに半分の5年単位で前期・後期と分けてもっと具体的な数字目標を設定しますが、その「後期(平成29年~平成33年)」の計画ということです。
日時:第1回目 12月9日(金)午後2時半~4時
第2回目 12月9日(金)午後6時半~8時
第3回目 12月10日(土)午前10時半~正午
場所:市役所別館1階 第2会議室
※説明の内容は、すべての回とも同じ内容です。
是非、どの回でもいいのでご参加ください。今回の説明会はパブリックコメント(パブコメ。パブコメって何だ?の人はこちら)に合わせて行われます。説明会の中身は、市からこの後期計画(案)についての説明がされ、意見は以下の方法で受け付けられます。
1 みらい戦略室へ持参(閉庁日を除く)
2 郵送(〒599-0292住所不要/みらい戦略室宛)
3 電子メール(mirai@city.hannan.lg.jp)
4 ファクス(072‐473-3504/みらい戦略室宛)
よろしくお願いします。
さてさて、会議の内容がどんなんになるか予め、予習しておきましょう。
阪南市の総合戦略(および前期計画)はこちら。
それで後期計画(案)はこちら。(ただし、このリンクの内容は前市長の時のものなので、この中の「総合こども館」の内容の一切は抹消されています)
・・・なかなかのボリュームで分かりにくいですよね。。。
先日の議員への説明の中で、いろいろ私も質問させていただきました。こんな項目です。
・総合戦略との関係と調整、すみ分けについて
・総合こども館のことの一切が抹消されているが、審議委員の承認は取っているのか
・ストレッチ目標について
・自治会の加入率について
・老人福祉センターについて
などなど、、、「自治会の加入率」についてピックアップして具体的に書いてみます。
まず、5年前の前期計画では、
細かいですが、見えますかね?平成22年時点で68.35%の自治会加入率、5年後(平成28年)目標が75.00%でした。しかし現実は平成27年度末に62.90%。下がってます。。。
そこで今回の後期計画。第1回の審議委員会での市からの提示はこうでした。↓
現状62.90%を平成33年度にストレッチ目標(無茶な目標でなく、手に届くような目標)として65.00%を目指す。しかし、会議が進んで、最終的にまとまって出てきたのはこうでした。↓
自治会加入率というタイトル自体が無くなって、「自治会加入世帯数」というタイトルになり、「現状14,969世帯→平成33年に15,000世帯に」と変更されています。現在公開されている議事録を見る限り、その変更の経緯は見つけられません。
なんか、、、明らかに諦めてますよね。かつ数字のタイトル自体が変わってしまったので「とりあえず前期のはナシということで、後期で1から仕切り直し」感が満載です。
・・・以上、「自治会の加入率」について一例をあげてみました。
阪南市の5年後を決める大切な総合計画後期計画です。みなさんの普段の暮らしに直結します。ぜひ、一度ご覧いただいて、説明会に参加いただいて、「ん?」と思ったこと、「もっとこうして欲しい」という意見など、パブコメでお寄せ下さいませ。
私も一議員としてしっかりチェックしていきたいと思います!