先週末の子育て拠点特別委員会。まとめます。YOUTUBEもアップされてますが長いので・・・

遅くなってすいませんでした。先週末の子育て拠点整備特別委員会の内容をまとめます。

基本的に私以外の方の質問などに関しては項目だけ書いておきます(途中、二神議員の2項目だけ質疑を載せましたが)ので、興味のある方はYOUTUBEで見てみて下さい。

Q.「子ども子育て会議」では4極案については前向きに承認されたか?

A.(市長)公立幼稚園2ヶ所、保育所2ヶ所残すことについては理解を頂いた。その上で民営化についても検討しなさいよ、と指導いただいている。また地域の子育て拠点整備=4極化ではなく、別の話である。市民の頭の中では「7つを1極に集中するという暴挙」のイメージが誤解として残っているが、まだ十分に説明できていない。

A.(子ども家庭課長)子ども子育て会議は意見を聴取する場で、取りまとめる場所ではない。

Q.「子ども子育て会議」では旧家電量販店の子育て施設としての利用することに理解されているのか?

A.(市長)あの建物を常時子育て施設にするのは嫌だという意見はある。まだまだ十分な理解は得られていない。

Q.タウンミーティングで「旧家電量販店跡に幼稚園・保育所・こども園を持ってきてよい」という意見、「持ってきてほしい」という意見があったか?

A.(市長)多数の意見は旧家電量販店を常時の子育て施設として納得していなかった。

Q.それに対してどう対処するのか?

A.(市長)中間とりまとめ(案)を地域で丁寧に説明をしていきたい。旧家電量販店跡がいかに有効に利用できるのかという観点で、苦渋の選択であることを含めて説明をしていきたい。

Q.私もたくさんの保護者に話を聞くと、3極から4極に増えたのは一定の理解はあるが、やはり旧家電量販店の利用に理解を得られていない。タウンミーティングの資料に、「今後も市民参画を重視し、多様な意見を頂きながら再構築を進めていきます」とあるが、具体は?

A.(市長)中間とりまとめ(案)を広報はんなん6月号に「案」として載せる。重ねて各園所、地域への説明を行っていきたい。

Q.タウンミーティングのまとめの書類にて意見・質問に対して答えになっていない項目が何点かあるが。

A.(市長)タウンミーティングでの「市長が公約違反だ」という声に対して、答弁します。まず7つ公立の幼稚園・保育所として残して核にしていくという明確な文書はない。それまでは耐震診断もせず、危ない事だけを強調していた。保育所を中心に1極集中も仕方ないよねという意見があったことも確かである。(市長としては)様々な議論をさせていただいて最終、あの建物を使うことが必要だという判断に至っており、これは公約違反ではない。1極集中をしっかり止めてここに至ったことは、公約を実行している。地域を拠点にしたまちづくりをメソッドの上位に掲げている。財政の再建に取り組むという公約、市政の透明化、情報の共有、これらも1極集中の時には市民と共に学習をした。よってしっかりと透明性のある市政、情報の公開にも手を入れていきたい。1極集中の時には議員それぞれ街頭や地域で「1極集中が良いんだ」と様々な活動をしたことが市民に明確に否定された。そこを私は受け止めて、しっかり議論をして仕立て上げていきたい。

Q.市長は情報発信・透明化というが、全然できていない。市長のblogも止まったまま、ホームページのメッセージもこないだ初めて更新された。市長がその政治的な思いを発信するならば毎日記者会見をしたり、いろいろ出来るはずだ。市長は市民の近い所に全然いない。

A.(市長)その辺りは非常にナイーブな問題である。この短い間で、すぐにプロジェクトチーム(PT)を立ち上げ、市民の声を多く聞き丁寧に丁寧に進めてきた。ワークショップにもすべて出席をした。これからの市民説明会・意見交換会にももちろん出席する。一定の議論をまとめる間に「市長がもっとメッセージを出せ」ということも分かるが、今一番大切なメッセージが何なのか考え、混乱を起こさないため、市長と職員、市長とPTが進めている合意点、整合性を取ることこそが市長の責任である。私が言う情報公開はこの事(子育て拠点問題)だけでなく、市民の不安・不信を持っている市政全体にわたっての透明化と情報発信、議会の皆さんとの議論が必要である。それも含めて私の発信が足りないと受け止めている。

Q.決して市民は市長の情報発信については認識しておらず、このことが中間とりまとめ(案)を出すにあたって市全体の混乱を招きかねない。

A.(市長)混乱を招くことはない。まだまだ受け止められてないということは課題として認識している。

 

【その他の質疑・意見】

・市長の公約チラシについて

・7つの施設の安全・安心が民意

 

Q.(二神議員)たくさんの市民が非常に興味を持っている。7つの施設を残してほしい市民からは非常にお怒りの声をちょうだいしているが?

A.(市長)私にはもっとたくさんの切実な声をいただいている。

Q.(二神議員)たくさんの方が「旧家電量販店を使うな」と言っているなら、そういう方向に進めないといけないのではないか?

A.(副市長)市民の不安を解消するために全庁を挙げて手立てを講じていく。今回4極案を示していく上で、それに対する不安がたくさんあることははっきりした。根本的な部分に手を付けないと不安が解決できないこともあろうと思う。丁寧に一つ一つ見極め、夏の成案化に向けて進めたい。

 

【その他の質疑・意見】

・選挙前の水野謙二氏の提案について

・タウンミーティングでの意見交換について

・中間とりまとめ(案)の矛盾について

・まい幼稚園の土砂災害警戒区域について

・政治家としての認識について

・旧家電量販店を使うか使わないかは住民投票するぐらいの案件である。

・市の財政状況について

・尾崎地区について

・今までの経緯について

 

Q.タウンミーティングの場で答弁されていた内容と今日の資料の内容に差異がある。たとえば「平成32年4月の再構築を引き延ばすことはできないのか」に対して市長は「変更できる」と答えていたし、プロジェクトチームについても市長は「PTは既に解散している」と答えていたが「一定期間継続」となっている。なぜか?

A.(総務部長)資料については一問一答にせず、ある程度の問いをまとめている。当日お答えしきれなかった部分も付け足している。

Q.事実と現実をしっかり伝えるべきだと考えるが?

A.(総務部長)きっちり説明できるように対応していきたい。

Q.尾崎地区についても解決できる方法がある。旧家電量販店ありきで考えるからこうなるが、もう一度白紙にもどして考えると、出来ない理由探しより、できる方法が見つかるのではないか?

A.(総務部長)今までの様々な議論を重ねてきた。また家電量販店が既存施設として考えて来たので今回の案となっている。

Q.保育所の保護者からの現状の問題点についての認識は?

A.(子ども家庭課長)4極化の案が示された後は保育所から「今のところ保護者の反響はない」と聞いている。

Q.「あの建物を使ってくれるな」「暮らしにくい状態にしてくれるな」というのが本当の民意だと市長が言った。今日のやり取りを聞くと、この中間とりまとめ(案)はもうちょっと練ってから出すべきだと思うが副市長いかがか?

A.(副市長)さまざまな不安をいかに解消することが大切。根本的に見直さないといけないこともあるかもしれない。丁寧に対応していくことが大切だ。

Q.根本的なところ、旧家電量販店を子育て施設に使うことに対する市民の反対の意志は大きい。中間とりまとめ(案)を見たときに「なんでやねん」とならないように、慎重に情報を出してほしい。

A.(市長)今日たくさんの議員の皆さんに市民の声を代弁するという形で聞かせていただいた。民意をずっと探っているが、現状では4極をいかに良いものに仕立て上がっていると伝えたい。しかし様々な意見については真摯に受け止め、最終ご提示したい。

Q.根本的に旧家電量販店を使うのをやめようとなるのなら、傷は浅いうちに。

A.(答弁不要)

議長総括.しっかりと注意して見ていきたい。

委員長.今まで議員生活40年で一番難しい問題である。今後十分に議会の権能を活かしながら対応していく体制も作っていかなければならない。

以上でした。長かったし、改めて聞き直しても質問と答弁がかみ合ってない所多いですね。質問の仕方ももっと研究していきたいと思います。とにもかくにも、お疲れ様でした。

写真は尾崎幼稚園前です。手前の敷地も市の土地です。

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