改選後はじめての委員会「子育て拠点整備特別委員会」が開催されました。さて、その内容は?

南海電鉄のことやなんやかんやでアップが遅くなりましたが、昨日、特別委員会が開催されました。

改選後はじめての委員会で、委員の7名以外にも5名の議員が傍聴に来ておりました。

さてその内容は2つでして、

(1)旧家電量販店の建物については子育てに使わないことが決定しているので、今後は総務事業水道常任委員会(10月30日開催)での議論になります。

(2)子育て拠点の再構築について市長の私案。

この二つです。委員の皆さんの質疑が色んな方向からありまして、市長はじめ理事者からの答弁がありました。私は議長でオブザーバーなので質疑はできません。会議が終わった後での「総括」として少しお話させていただきました。その内容を以下に記しておきます。この文章から、どんな委員会であったか分かると思います。あ、メモから文章を起こしているので多少細かいところは違うかもしれませんが、おおむねこんな感じです。

~議長総括~

まずもって、この度の台風21号の被害にあわれた方にお見舞い申し上げると共に、インフラ被害における阪南市民の不便については、その回復に対して全力を尽くして頂きたいと思います。よろしくお願いします。

さて、本日の特別委員会の内容について、まず旧家電量販店については、総務事業水道常任委員会に移管されるということで、こちらはこれまで約2年間、様々な経緯、議論を経て、現在の状況となっています。できるだけ、阪南市の財政に負担がないよう速やかに、対応・売却していただきますようお願いします。

子育て拠点整備につきましては、阪南市の一丁目一番地の事業です。また、現在は予算編成や平成30年度行政経営計画策定の大切な時期です。以前の特別委員会でも申し上げましたが、この方向性が示されないことが市の大きな損害に繋がっている。「基本的な考え方(案)」が8月17日発表で2カ月経ってもまだ(案)が取れていないこと、今回の市長私案に対して部長や課長が経緯や思いを語れないこと、公立の役割・民間のメリットデメリットなども明確に示されないことなどは、大変な問題であります。

何よりも「子ども達の安全が第一」であり、あと、

・阪南市の将来について、財政の健全化

・市政の透明化

・市民説明などのプロセスを重視すること

についてもしっかり取り組んで進めて欲しいと思います。

現状、今この瞬間も未耐震の建物や津波浸水区域、老朽化の進んでいる建物で教育保育を受けている子ども達がいる。その現状を踏まえて委員の皆さんには慎重かつ、スピード感をもって議論をお願いしたいと思います。

と共に、今回「市長私案」として資料が出されていますが、やはり委員からも指摘あったように、「市長私案」をしっかり理事者や現場で揉み、そして諮問機関、市民などからの意見をしっかりまとめて、この委員会に出して頂き、「市の方針」として議論いただくよう、市長以下、理事者の皆さんの対応をよろしくお願いします。

~以上~

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