泉南市・阪南市合同でアスベスト陳情のため、東京へ。

泉南アスベスト問題の早期解決に向けて、毎年行っている陳情です。泉南市と阪南市の合同で行い、市長、議長、副議長、そして事務局が同行して関連する国会議員、衆参合わせて約70名の所に要望書を持っていきます。

衆議院議員会館第1~第2、参議院議員会館とほぼ隈なく歩いていきます。

初めのうちは、「○○さん早いなぁ」「お、階段で行く?」みたいな感じで移動中、多少のおしゃべりもありましたが、30件を超えるあたりから、喋る余裕もなく、ただ黙々と汗を拭き拭き歩き続けます。回らせていただいた中で、たまたまいらっしゃって、出て来ていただいた議員には詳しく説明もさせていただきます。

われわれ泉南地域特有の産業であるアスベスト(石綿)工業は当時、有害であることは知らされず、現在までたくさんの方が肺がんや中皮腫などでお亡くなりになりました。平成26年に最高裁にて判決が下され、一定の方向は示されたものの、いまだ家族や近隣在住者への調査・手続きや、未撤去のアスベスト工場の処理、専門診療所の設置などは進んでいないのが現状で、我々のもとにもたくさんの要望が寄せられています。

市議会としても1日も早い解決に向け、今後も取り組んでいきたいと思います。

午後からは谷川とむ代議士の取次で田畑厚生労働大臣政務官、とかしき環境副大臣にも直接訴えさせていただきました。谷川代議士ありがとうございました。

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