阪南市のワーケーション考。大阪のワーケーション取組第一号に選ばれたことを受けて。

阪南市が大阪観光局よりワーケーションの取り組み第1号に選ばれたことは先般このブログで紹介しましたが、せっかくの機会なんで「ワーケーション」をもっと深堀したいと思います。

【ワーケーション】ワーク(仕事)+バケーション(休暇)=ワーケーション。近場のホテルやリゾート地などの休暇先で、テレワーク(リモートワーク)で仕事をすること。

山梨大学の先生の文章から引用しますと、ワーケーションとは4つに分けられるとのことです。

(1)仕事と休暇を重ねて織り込んだ「日常埋め込み型」

(2)休暇の中に仕事を織り込んだ「休暇活用型」

(3)出張後にレジャーを付け足す「ブレジャー(Business+Leisure)」※ブリージャーとも

(4)オフサイトでの会議や団体での研修を行う「オフサイトミーティング」

この中で(2)(4)が日本のワーケーションの形だそうです。先日、オンラインでワーケーションについてのセミナーに参加させていただきましたが、その時も同じ分類でした。

大切なのは「その土地ならではのアピール(コンセプト)」。

阪南市には目の前に海、目の前に山、そして鉄道駅からどこも近い。海岸端にも未利用空き地も多く、山の中も開発の可能性満載。ニューノーマルなワークスタイルを存分に味わう環境がすでにあります。

あとはどういう企業と連携し、どう地域の人材とご縁を活かし、どうシティプロモーションを構築するか、、、行政の役割は「バックアップすること」。どうしても自分でやりたくなっちゃいますけど、そこはグッと我慢して「餅は餅屋」に任せ、民間や地域をしっかりサポートすること、投資すること。もう一つ、ファミリーワーケーションを考えると教育環境も伴走しなければなりません。やること山盛りです。

皆で前向きに協力して盛り上げていきましょう!

写真は先般視察させていただいた奄美大島の伝泊

ワーケーションに必要な要素。それは非日常性と仕事のできる環境の両立ですね。

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