人こそ街なり  阪南市議会議員 上甲 誠

~ONE ACTION 時代の1歩先をゆくまち 阪南~

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西部丘陵地区産業集積用地造成事業:たくさん電話かかってくるので、まとめておきます。

      2022/09/22

西部丘陵地区産業集積用地造成事業、、、急に「なに?」な計画かも知れませんが、われわれ議員には丁寧な説明があり、各関係団体にも事業者から説明に回っているということなので、ここで分かりやすく、正しい情報を皆さんにお届けするために、まとめておきたいと思います。

とりあえず、何?

阪南市の桃の木台地区の西側の丘陵部に「企業誘致のための用地」を開発する事業です。

計画書を見ると工事期間は全部で10年。(工事が始まるのは令和7年の予定。環境アセス2年+住民説明など1年)

初期工事(今回の工事範囲の東側1年)、中期工事(西側1.5年)を経て、後期工事(全体7.5年)という何とも長い計画です。

って、どこ?

計画図では、

この図なんですが、ゴチャゴチャしてるのでシンプルに書きかえました。

(タップすると別ウインドウで大きくなると思います)

だいたい位置関係分かりますでしょうか。北を上にして桃の木台の左側、濃いオレンジの地域です。それぞれ周辺の標高も書いていますので、だいたいどんな位置関係かわかると思います。

まず、背景

とりあえず、詳細説明に入る前に、阪南市の背景について勉強しておきたいと思います。

阪南市の都市計画マスタープラン(平成24年、現在新しいのを計画中)においては、桃の木台の西部・東部は「新市街地ゾーン」「産業立地誘導ゾーン」として書き込まれています。

現在策定中の新しい都市計画マスタープランにも書き込まれる予定です。

また、今年の3月策定(市議会の3月の本会議で「全会一致」で可決)されました、阪南市の最上位計画の総合計画にも当然書かれておりまして、

ピンクのタテシマのところですね、「環境に配慮された産業誘致ゾーン」とされています。

阪南市の現状をお伝えしますと、

財政非常事態宣言 → 財政ヤバイ → 阪南市の人口を増やさなければならない(上甲持論) → 子育て世代をメインターゲットに施策展開する → 雇用(近くで働く場所)必要 → 企業をもっと誘致しないと! → 桃の木台の企業誘致用地は工業系100%埋まり、商業系もあと1区画しか残ってない → 阪南市内には企業誘致できる場所が意外とない!

こんな感じです。よって、これまでの経緯と現状を見ても阪南市の活性化のためには企業誘致用地が必要な背景があります。

事業目的は?

計画の一番初めのページに書かれています。

「昨今増加している産業用地の需要に対応すべく、産業集積用地の造成を目的とする」

なぜこの土地を選んだのかは、

・関空から30分程度、国道26号線沿い

・南大阪の物流拠点としてのポテンシャルが高い

・津波の影響を受けにくい丘陵部

が挙げられています。事業費も超概算で数十億円とのことで、開発した土地を売って利益を得ないととても採算の取れない事業だそうです。

土砂の搬入、盛土は大丈夫?

今回の事業計画を見ますと10年かけて59万㎡(約18万坪)を開発し、96万㎥を切土にして333万㎥を盛土にします。差し引きすると237万㎥を外部からの建設搬入土を盛土として受け入れます。搬入土に関しては関係基準をクリアすることはもちろんのこと、受け入れ時のチェック、定期的な検査などで品質管理を行うとのことです。

工事の規模はそれなりに大きいですが、全国的にみるともっと大きな規模の盛土開発はたくさんあります。例えば和歌山市のふじと台(和歌山イオンの近くの住宅街)は1000万㎥を超える盛土を外部から受け入れています。

盛土に関しては、10年かけて一番高いところで50mの土を積み上げますが、概ね30センチの層に分けて土を盛り、ローラーで締固めを行ったり、沈砂池・調整池などで 排水に関しても細かな計画がされています。

盛土のり面などに関しても、細かい規定がされており、現在の厳しい法律に準じて工事を進めるとのことです。

ダンプがたくさん通る?

特に桃の木台の皆さんには気になると思いますが、事業計画を見ますと、冒頭に書いた通り初期・中期・後期と工事が分かれています。それぞれ想定される「1日」のダンプ通行台数を見てみますと、

・初期工事12台

・中期工事12台

・後期工事300台

そして、初期の1年だけ桃の木台を車両が通る計画です。ナフコさんの前の道で、もちろん子ども達の通学路なんかにはなってない道です。

中期・後期はバイパス(国道26号)箱の浦ランプから直接工事現場に入っていくので、桃の木台の街なかをダンプがたくさん通るということはありません。

こんな開発をして市の財政は大丈夫?

今回の開発事業は民間企業の事業であり、阪南市のお金は使いません。

・・・厳密にいうと、事業をチェックする目的で専門家の意見を聞いたりするために多少のお金は使います。しかし開発自体にお金は使わないので、阪南市の財政には、将来的に企業が増え、雇用が生まれ、人口が増えて、税収が上がるという効果はあっても、悪い影響はないと考えられます。


以上、ざっくり計画をまとめてみました。現在大阪府の縦覧期間なので、市民の皆様からの意見を受け付けております。

大阪府のホームページ

阪南市のホームページ

ぜひ詳しくはこれらをご覧いただきご意見を届けていただくか、私まで直接連絡いただくと、今後の議会や委員会でしっかりチェックするための材料にさせていただきます。

いずれにしましても、われわれ市民は正しい情報を得て、阪南市の将来のことを真剣に考え、冷静に判断することが必要だと考えています。これからもしっかりチェック、情報共有してまいります。よろしくお願いいたします。

 - 産業, 阪南市情報

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