阪南市の人口

この度、
私の阪南市への思いの中で
一番目に挙げさせていただいています、
「阪南市の人口7万人を目指す」

これについて
お問い合わせが多いので
ここで
説明させていただきたいと思います。
さかそう通信第5号でも少し説明させていただいたので、
それも踏まえて補足説明とさせていただきます。

阪南市、面積36㎢、
人口57,000人強、平成14年には60,015人まで到達したものの、
そこをピークに少しずつ
人口減少しています。

この阪南市という規模、環境、歴史、風土など
いろいろ考えたとき、
「まち」の規模としては丁度良いのではないかと思います。
この広さで人口がもう少し増えれば
隅々まで行政サービスや地域間交流、福祉や医療、
全てが行き届く良い街になる。
そう思います。
数字的には平成15年の60,000人を基準にして、
桃の木台にあと3,000人
(桃の木台は9,000人の計画人口規模の都市計画に現在4,500人)、
新興住宅と言われる舞、光陽台、箱作、緑ヶ丘、箱の浦、桜ヶ丘の
空き家・空き地対策に力を入れ4,000人、
阪南市5つの駅近郊に3,000人、
合計10,000人を増加目標としています。

もちろん
もう少し年齢層の分布を改善したり、
企業誘致をして雇用・税収を確保したりすることは
必要でしょう。
ただ、市の理想像を考えたときに
大きすぎる市より、ちょうど良い街の規模である。
現在国全体では30万人都市を目指して合併しましょうという
色んな動きがあることは確かですが、
サービスや利便性が希薄になるのなら
今のままが良いと思います。

この話をしたときに、
一つ問題点が出るので、
それについて調べました。
それは
「大阪都構想が現実化した時、
様々な府や国の仕事が市の管轄となり
今のままでは行政が運営できなくなる」
この問題です。

果たしてそうでしょうか?
もちろん
現在、消防が広域化されたように
広域化できるところは積極的に取り組み、
分担していくことは必要です。
そうすることによって
阪南市の規模で存続することは無理な話ではなさそうです。
というのも、
現実
東京都(いずれも2011年データ)を見てみると、

国立市 人口73,100人 職員数432人
福生市(ふっさし) 人口57,009人 職員数371人
狛江市(こまえし) 人口75,978人 職員数457人
清瀬市 人口73,158人 職員数429人
武蔵村山市 人口70,770人 職員数383人
稲城市 人口84,274人 職員数803人(うち350人ほどは消防や医療などの専門職)
羽村市(はむらし) 人口56,018人 職員数355人
あきる野市 人口81,421人 職員数439人

そして
阪南市 人口57,482人 職員数390人

そんなに東京都にある市が
ずば抜けて職員の数が多くないことが分かります。
どういう風に広域化事業を展開しているか、
行政への分権はどうなっているか、
その辺りはこれからもっと研究していかなければなりませんが、
とりあえず、実例があるという事は、
やってやれないことではない、という事です。

とりあえず、
「阪南市は人口が減っていくのだから、もうダメだ」
っていうのではなく、
子ども達のため、
その子ども達のため、
みんなが明るく元気を出して、
みんなで力を合わせて活気ある阪南市を取り戻すため、
声高らかに
「阪南市人口7万人を目指す!」
と訴えたいと思います。

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