委員会視察

委員会視察。
阪南市議会では平成15年から凍結しております。
去年より議会で
「委員会視察を復活しよう」という
議論がされておりますので、
少し触れたいと思います。

以前のブログ(平成25年11月2日)

去年も詳しく内容を書かせてもらったので、
その辺りは過去のブログを参考にしてもらうとして、
今回はその経緯についてまとめてみましょう。

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この写真は
平成15年5月号の「議会だより」です。
その中で
議会経費の削減について書かれております。
少し抜粋してみます。

~以下抜粋~
平成15年においては福祉、
教育をはじめ市民生活に直結する予算が
軒並に減額されている状況にあります。
このような状況に鑑み、
私ども市議会と致しましても市民の皆様の信託に応えるため、
日々研鑽努力
を傾注しており、その一環として、
議会経費の削減について、会派代表者会議で、
去年から検討を重ねてまいりました。
その結果、
すぐに予算に反映できるものとして先進地視察を
当分の間休止(大阪府下33市議会中3市が休止)し、
市民生活安定のための予算に回すべく、
約300万円の削減を行います。
~以上引用~

平成15年1月20日に開かれた会派代表者会で
「全会派一致」で決定しております。

去年も申しましたが、
・委員会視察は市議会議員のスキルアップ、行政反映のため、必要。
・委員会視察は予算無くても「やる気」があれば、いつでもいける。
・「予算がないので視察にはいけない」はただの言い訳。
・わざわざ温泉とかゴルフ場、観光地の近く、九州・北海道に行かなくても近隣市、関西圏でも先進地はたくさんある。

予算は「市民生活安定」のために凍結してるのです。
まあ、記事の中、
300万円も予算がついてたというのは
ビックリですが。
現在、その時と比べて
市民生活が安定していると言えるのでしょうか。
病院特別会計は平成28年度にならないと安定しません
消費税も上がりました。
介護福祉にかかる保険料は相当な負担です。
インフラ整備はどうでしょうか。
教育・子育てにもっと力を入れないといけないんじゃないですか。

私の結論:
(1)予算は使わずに関西で行ける所に行く。
(2)市政に反映するために議員がしっかり働く。
以上です。
まずは平成15年の凍結を解除するところから
始めなければいけません。

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