【訓練】本日9時15分ごろ南海トラフ巨大地震がマグネチュード9.0、市内の最大深度6強、大阪湾岸に大津波警報発令。以上の設定で訓練が行われました。

本日、防災コミュニティセンター「阪南まもる館」にて、平成27年度の阪南市地震災害対策訓練が行われました。

IMG_0099

市長は行事に出席していた(実際、山中分校の閉校式に出席していた)想定で、災害対策本部の陣頭指揮は副本部長(副市長)がとり、行事が終わり駆け付けた市長が本部長として引き継ぐ形が取られました。全体的にはこんな感じです。あくまで【訓練】ですので、すべて想定の上、動いています。実際と違いますので、ご注意くださいね。

9:15 潮岬沖、震源深さ約30キロ、マグネチュード9.0、阪南市での最大深度6強の「南海トラフ巨大地震」が発生、大阪湾岸に大津波警報発表され阪南市への第1波到着時刻は約70分後の10時25分。電話不通の設定。

→ 直ちに「阪南まもる館」1階に災害対策本部を設置(副市長の陣頭指揮)

→ 《参集後》樋門・門扉捜査班はすぐに樋門・門扉を閉鎖(樋門ってなに?って方は→こちら

→ 《参集後》物資調達班は災害協定に従いコメリさん、ナフコさん、生協さんに協力要請(災害協定ってなに?って方は→こちら

→ 《参集後》情報班は大阪府防災情報システムを利用し、現状把握。防災情報システムでは行政間はもちろんのこと、大阪ガスとか病院とか様々な必要連絡先と連絡が出来ます。(防災情報システムってなに?は→こちら)なお、市内の防災無線(半固定系)については、公用車に設置されているものや、市内すべての小中学校・山中分校・地域交流館などに設置されているものがあります。ので、もし自主防災会などが緊急で市と連絡を取りたい場合はそれらをご利用ください。

→ 《参集後》炊きだし班は阪南まもる館5階にて炊き出し。今回はアルファ化米にお湯を入れて炊き出し。(アルファ化米ってなに?って方は→こちら

IMG_0106

→ 《参集後》避難所開設班は一時避難先として、鳥取中学校・鳥取東中学校を開設(想定のみ)

→ 《参集後》災害現場班は今回想定されている箱作と鳥取東の2か所の災害発生個所の現場確認へ急行

→ 《参集後》消防団は消防署とも連携をとりながら指示・調整

→ 各々の状況を防災無線を使用して災害本部で情報集約。必要部分は画像を送信し、本部で把握。

→ 《状況によって》警察との交通誘導、パニック対応などをおこない、消防とは火災の対応、レスキュー指示などが行われる。

→ 橋の崩落、救急救助困難な状況連絡を受け、災害本部長(市長)が大阪府にテレビ会議で現状報告・自衛隊出動を要請。

→ 各所に行った担当者がそれぞれの任務を終え、阪南まもる館に帰着。すぐに本部に報告。情報共有。

IMG_0108

→ (上甲想定)おそらくこの時、阪南まもる館は阪南市の尾崎・福島地区の皆さんが津波からの一時避難としてワッと押し寄せ相当混乱していると思われるので、本部に残っている職員の皆さんは騒然としていると思われる。(たぶんゆっくり座ってられない)

→ 全体での報告。・・・訓練終了。

IMG_0114

最後の総括で市長もおっしゃってましたが、訓練してるからこそ、いざとなった時の迅速な対応が出来ます。

今回は今までの市役所の全員協議会室でなく、阪南まもる館で行われました防災訓練、とても整然としていて良かったと思います。

職員の皆様方、いつも阪南市のために、阪南市民のために、汗をかいていただき、本当にありがとうございます。ご苦労様でした。

タイトルとURLをコピーしました