子育て拠点整備に関する市議会全会一致の意見を示します。旧家電量販店跡は子育て施設にしません。

本日は議会の後に全員協議会が開催され、先日の子育て拠点整備特別委員会以降、議会で議論されていた内容に一定の方向性が示されました。

市長選挙の結果、プロジェクトチーム(PT)での議論、ワークショップでの議論、タウンミーティングの内容、議会や委員会でのやり取りの内容、そして何といっても私も含めてたくさんの市民の皆さんから意見を伺った結果、

「旧家電量販店跡地は幼稚園・保育所・認定こども園などの子育て施設にしてはならない」

という結論を出し、市長に「議会の総意」として伝えました。

なお、この「総意」に対する対案については、議員や会派それぞれ方向が違うのでこれから議論が必要です。とりあえず16人の議員が「旧家電量販店はダメ」と表明したことは大変大きなことであります。

もちろん、「議会が旧家電量販店を買う議決をしたくせに!」という意見は真摯にお受けいたします。しかし、委員会でも何度も申している通り、市長選挙の結果を受け、議員も反省し、「二度と同じ轍を踏んではならない」ために、方向転換しなくてはなりません。

今まで半年、市のプロジェクトチーム(PT)で議論し、市民の意見を聞いてまとめたものが、旧家電量販店を含む4極案(もともと3極)だったということは皆さんご承知の通りです。それに対して、議会でも相当の議論がなされました。本市の子育て環境の現状を踏まえると、一刻も早く答えを出す必要はありますが、この事案に関しては、阪南市の将来を決めるとても慎重な決断が必要です。

まずもって、皆様にお伝えするとともに、今後の議会活動、市政にご協力・ご理解賜りますよう、よろしくお願いします。

市長のメッセージ

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