総務事業水道常任委員会が開催されました。議会の付託案件とその他として、行財政改革について、など。

総務事業水道常任委員会が開催されました。傍聴(別室にてテレビ生放送の傍聴になります)に来ていただいた市民の方は3人でした。

YOUTUBE録画映像

内容は議会にて付託(お任せ)された案件、補正予算などがあり、どれも全会一致で可決されました。

その他の案件では行財政改革についての説明がされました。

「行財政改革」の取り組み期間は平成30年度~平成32年度の3か年。大きく次の3つです。

(1)歳入の確保:ふるさと納税の充実・強化。提供しているサービス・コストについて市民皆さんに説明したうえでの受益者負担の適正化《上甲メモ:今までの行政サービスの中で特に廉価・無料で提供され税金で賄われてきたものを見直し、今後安定的に続けるために負担いただかなければいけないものは負担していただく、ということだと思います》。

(2)歳出の抑制:事務事業の再構築。本市の約500の事務事業について、義務的事業《上甲メモ:福祉や医療、教育など固定的に必要な事業》についても本市独自に拡大・充実させているサービスを中心に検討し再構築。

(3)公務員改革:組織や働き方を見直す。政策創造性を発揮し、市民協働を進める。市長から部長への権限移譲をして意思決定を迅速化し、課題を迅速に解決していく。

これら3つを軸に6月に行革プラン素案を策定、8月にプラン案しパブコメ(パブリックコメント、市民に広く意見を聞くしくみ)、10月に成案化。そして実行。

・・・こんな感じでした。4月の広報に内容を載せるとのことでしたので、そちらも参考にしていただきたいと思います。会議の最後の議長報告ででも少しお話しましたが、これから議会としてしっかりチェックしていかなければいけないのは、(1)歳入確保のトップバッターが「ふるさと納税」で良いのかどうか。阪南市の魅力を磨く投資を行い、人を育て稼ぐ組織や環境づくり、公共施設などの整理・活用・売却などではないのか。(2)歳出抑制については、市民にとって多少の痛みも必要で手厚い福祉の話だけではいけない。しなければならないインフラ整備もある。何事もバランスが必要ではないか。(3)市長から部長への権限移譲で迅速化って、、、今まで1年5ヶ月どうしてたのか。・・・こんな感じでしょうか。委員から「非常に遅い!!」って指摘もありましたね。いずれにしましても、この3月議会も含めて、しっかり議論して確かめていかなければなりません。もちろん情報発信もしっかりと。

お疲れ様でした!明日は厚生文教常任委員会、10時から、です。

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