平成30年度第1回定例会(3月議会)が閉会いたしました。とても長い27日間でした。

本日で平成30年度第1回定例会(3月議会)が閉会いたしました。

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各委員会に付託された案件の採決が行われました。付託案件はすべて全会一致で可決されました。

議会議案として2案提出されました。

まず、地方議会議員年金制度の復活に反対する意見書については賛成少数で否決されました。先日もこのブログで紹介させていただきました通り、市議会議員共済会や全国市議会議長会では地方議会議員の厚生年金制度への加入が進められており、全国各地で意見書などが可決されています。全国の市町村では議員の成り手不足や、地域住民の政治への関心不足のため、そして平成23年6月に議員年金が廃止された際に衆・参両議院の総務委員会全会一致により「地方議会議員年金制度廃止後、概ね一年を目途として、地方議会における人材確保の観点を踏まえた新たな年金制度について検討を行う」旨の附帯決議が可決されたこと、などを踏まえてのことです。しかし、阪南市は財政健全化計画の実行中です。阪南市の現時点での状況、および全国の状況を鑑みての文言修正を提出者に依頼しましたが、叶いませんでしたので否決に至りました。

もう一つは平成30年度一般会計予算についての附帯決議です。内容は以下の通りで賛成多数で可決されました。

以下、付帯決議の内容です。


議案第19号 平成30年度阪南市一般会計予算についての附帯決議

平成30年度阪南市一般会計予算については、阪南市財政健全化計画の中、緊縮予算として53の事業が廃止もしくは見直され、市民サービスの大きな低下につながると考えられる。事業執行に関しては、その大きな原因として考えられる以下に記す事項に留意することを求め決議する。


1.子育て拠点整備については、早急にその方向性を決定し、市民説明を含めより良い総合的な子育て事業を推進すること。
2.旧家電量販店の売却については、早期解決に全力で取り組むこと。
3.(仮称)泉南阪南共立火葬場事業費負担金については、詳細を明らかにしたのちに予算執行すること。


以上をもって3月議会が終了いたしました。

なんだか、とてもとても長い会期に感じられました。議員の皆様、市長はじめ理事者の皆様、そして議会事務局の皆様、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました!

これからも阪南市議会、皆様のご協力をいただきながら、しっかり阪南市の明るい将来を見据え判断していく議会でありたいと思います。

写真は模様替えした市役所一階ロビーの待合です。3月いっぱいで写真に写っている給茶機は撤去の予定です。「さしあげます、いただきます」ボードはこの位置にきています。

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