新型コロナウイルス感染防止のため、さまざまな行事、会議、寄り合いなどが中止になりましたので、このチャンスに特集を組んで阪南市の現状をしっかり見直したいと思います。
新型コロナウイルス情報については私が発信するよりそれぞれ専門のホームページの方が早くて正確だと思いますのでそちらに任せます。
そもそも「行財政構造改革プラン(行革)」って何?
(図をクリックすると大きくなります)
行財政構造改革プランは阪南市の財政再建のため、市長が打ち出した改革で、平成31年度~令和3年度の3年間の計画(中長期的には令和10年度で持続可能な市政運営となってます)です。今、1年が経過しました。厳密に言うとその前から検討や準備が始まっていましたので計画がスタートして1年半ほど経っています。
「しなやかで力強い」行財政運営の確立を目指して、作られたもので
(1)働き方改革・人材育成・協働(17項目)
(2)財源の積極的な確保(32項目)
(3)事務事業の見直し等(65項目)
この3つの方向性が示されており、
(4)特別会計等の経営健全化(13項目)
と合せて合計127項目からなる、壮大な改革プランです。
上の図にあるように行革が検討される前に「財政健全化計画(過去のブログ参照)」というのもありまして、その時は令和3年までの5か年計画でしたが、短期目標においていずれも目標未達です。中期目標については令和3年の結果を見定めたいと思います。
行革の目標は「しなやかで力強い」行財政運営で、優しく活力あふれる自立した市政を目指す、となっていますが残念ながら具体的なビジョンはありません。(最近のブログ参照)
とはいえ、我々議員には市民の皆さんの代表として中身をしっかりチェックし、指摘・提案していく義務がありますので、そのあたりをこれから特集でまとめていきたいと思いますのでよろしくお付き合いの程お願いします。