本日3月議会最終日。他議員の一般質問の一部を取り消せという動議に(即席ですが)反対討論しました。

本日3月議会の最終日でした。

本日のyoutubeはこちら

先日の予算審査特別委員会と同様に「全会一致」で今の水野市政のやり方にNOを突きつける附帯決議を可決しました。

議員全員の決議です。しっかり胸に刻んで6月議会までに準備してください。詳しくは改めてお伝えします。

それ以外にも1件ありまして、維新の会より3月3日に行われた日本共産党の大脇議員の一般質問の中での発言の一部と取り消す動議が提出されました。

まずは動議の説明(この部分のyoutubeはこちら

角野議員:本定例会で行われた日本共産党大脇健五議員の代表質問における一部の発言の取り消しを求める動議について提案理由の説明をさせていただきます。去る3月3日に開催されました定例会2日目における日本共産党の代表質問において財政非常事態宣言についての大脇議員の質問に総務部長が3か年をめどとの答弁を行ったところ、「今3か年をめどにという話があったと思うんですが、2月18日の全員協議会では3か年というはなしは私は聞いていなかったんですが」と発言され「さらに3か年という具体的な数字で示されたのは今初めてなんです。少なくても議員全体の協議会では3か年というのは示されなかったと私は記憶しています」と発言されています。そのうえで政治活動用ビラで水野市長が「財政非常事態宣言に対する対談で3年をめどと発言した部分について、大脇議員が我々議員があずかり知らなかった数字」また「全員が協議会に集まって説明を聞いた、その中で示されなかったこと」と発言をされています。しかしこれは事実誤認であり、2月18日に開催された全議員が協議会に集まった際、「3年程度の集中取組期間が設けられていること」が説明されており、議事録からも確認できました。そしてそのことを過日の予算審査特別委員会において大脇議員自らが認められております。後世に正しい議事録を残すこと、これは開かれた議会を求める市民の声でもあります。もっとも当該部分以外の日本共産党大脇議員のその政治家として発言された内容について私共がなんらいうものではありません。そこで今定例会で行われた日本共産党大脇議員の事実誤認による一部の発言部分についてその取り消しを求める動議を提案いたします。

以上、私の速記なんで多少違う部分もあるかもしれません。

詳しくは議事録を見てください。

まぁ「3か年」については、大脇議員の一般質問の前段で部長も副市長も「3か年」とは言っておらず(youtubeはこちら)、後段で市長が「自分の任期中には」って感じで「3か年」を出しました。(youtubeはこちら)後日の予算委員会で私が突っ込んだように、決して「3か年」が共有されていないまま、市長がチラシで先走って書いた、ということになります。のちの委員会で非常事態は3か年で終わるわけではない、と迷走していますが。(ブログはこちら

この説明に対して、副議長からの質疑、そして日本共産党の河合議員からの反対討論、維新の渡辺議員からの賛成討論があったのち、私からも反対討論させていただきました。

即席でやったので、なかなか聞き取りにくいですがご容赦くださいませ。(その部分のyoutubeはこちら

上甲:ただ今の議案について反対の立場で討論申し上げます。今聞かせていただくと、「3年の集中期間を設けという事に関して認識されていた」ということであるが、先般の予算審査特別委員会において副市長から答弁をいただいているが「全員の「3年」という数字の共有は出来ていなかった、イメージとしてだけあった」ということで答弁いただいている。また一般質問においても大脇議員は「3年という答弁はなかったと記憶している」という大脇さん自身の記憶の話なのでそれが事実かどうかというのは今回の議論には当たらない。また、先ほど河合議員がおっしゃったように、大切な議員の質問権を守るという意味から、強くこの議案に対して反対の立場で討論させていただきます。

その後、この動議は反対多数で否決されました。

そもそも、他の議員の市長に対する一般質問の文言に対して、取り消しを求める、って議員がすることですかね?市長がするんなら分かりますよ(できるのかどうか分かりませんが)。そういう市長と議員の擁護・癒着って市民の目にはどう映っているのでしょう。今回の動議に関しては甚だ疑問が残ります。

とにかく3月議会が終了しました。お疲れさまでした。

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