《わかる行革(3)》老人福祉センター廃止 → 介護予防拠点として復活

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厚生労働省 大阪府 阪南市 コロナ専門家有志の会

老人福祉センター廃止 → 介護予防拠点として復活

それでは今回から行財政構造改革プラン(行革)の様々な取り組みのうち代表的なものをできるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。

まずは老人福祉センターの廃止について。これはさかそう通信第37号にも書かせていただきました。改めてまとめてみました。

もともと【老人福祉センター約2,600万円】+【介護予防拠点(えぷろんの会)500万円】=【3,100万円】で運営していた事業を、行革で【▲2,000万円の効果額(削減額)】を見込んでいたものが、最終的には、今月号の広報はんなん(4ページ)にありますように、【5,543万円】の予算に膨らんでいます。

上のイラストの左右の棒グラフを見てもらうと分かりやすいですが、削減額と増加額、その落差4,400万円です。3年間で1億3,200万円。現在財政シミュレーションで令和4年度2.2億円の累積赤字(その1のイラスト参照)ですので、その半分以上はこの取り組みによって赤字解消できた算段になります。

もちろん介護予防拠点として施設が存続したり、新設したりすることは利用者の目線で言うと大変喜ばしいことだと思いますし、指定管理を受けていただく団体に置かれましてはこの状況で受けていただきますことを感謝いたします。がしかし、阪南市は今、行革の真っ只中なんです。

「財政再建が急務!」→「行革!」→「削減や工夫の取り組み」→「やっぱり市民の意見を聞いたら廃止できないよね」→「手厚くして復活!」

これじゃぁ、何のための行革やら。。。

まだまだ続きます。ではまた。

 

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《わかる行革特集》バックナンバー

(1)阪南市の行財政構造改革プラン(行革)の進捗状況特集を始めます。

(2)行財政構造改革プランを取り巻く大きな問題、子育て拠点整備。

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