《その4》旧小学校単位を基盤としたまちづくり 小さなコミュニティ
公約達成率 0てん (/100てん)
これはいわゆる「住民自治」「市民協働」の根幹と言える部分です。
阪南市の旧小学校単位というと12地区あります。尾崎小、福島小※、朝日小、山中渓小※、下荘小、箱作小※、波太小※、東鳥取小、西鳥取小、舞小、上荘小、桃の木台小の12か所で、現在は※の小学校が統合され8校になっています。4年前、市長は旧小学校単位の12地域を基盤としたまちづくりを再編すると言い出しましたが、私はこれまでの地域それぞれの特質に合わせた住民自治をするべきで、もっと大きく中学校単位(尾崎・福島など)でするところもあってもいいし、もっと小さく自治会単位(緑ヶ丘、さつき台、泉ヶ丘・鴻和、箱の浦など)でするところもあっていいと提案しました。
地域を取り巻く課題はたくさんあります。ハードで言うと住民センターを筆頭に、学校教育保育施設、介護福祉施設、公民館、公共交通、その他の未利用地など。ソフトで言うと防災、防犯、地域教育、子育て、介護、その他福祉関係、生涯学習、生きがいづくりなど。
市は3年前に山中渓・桃の木台をサンプルとして外部コンサル(事業を補佐する専門業者)に地域まちづくりの調査・調整を委託しましたが、通り一遍のアンケートなどをしただけでそれ以降、具体的に地域と共に住民自治について話し合いがされているかというと、全く見えてきません。「住民自治」については私も何度もブログに書かせていただいていますが、市が行う事業の中で一番難しく、しかし一番重要です。地域の皆さんができる範囲で、無理をせず、しかしワガゴトとなって、楽しみながら(これ大事)、地域の安全・将来を考える仕掛けをしなければなりません。それも一刻も早く、です。というのも、そうこうしているうちにも地域は一日一日年齢を重ね、高齢化しています。かつ南海トラフ巨大地震はいつ起こるかもわからず、一日も早い地域のチームワーク構築が必要です。
全く進んでいないということはむしろ後退しており、マイナスともいえると思いますが「0」とさせていただきました。
皆さんからいただいた意見
※このスペースに皆さんからいただいた意見も併記します。
このシリーズについて
今年の秋には阪南市長選挙があります。現市長(昭和29年生まれ66歳)が出馬表明をし、大阪維新の会が公認予定しておりますが、阪南市民にとってとても大切なので4年前の選挙で「現市長と市民との約束(公約・所信表明)」がどうなったかをこの機会に阪南市を再検証しておきたいと思います。
いずれも記事の内容は私の主観ですので「それは違う!」「こういう見方もある!」というご意見はお問合せにて書いていただきましたら、このブログで「いただいた意見」として上記スペースに追記・併記したいと思います。そして、それぞれの記事の中で皆さんのいろんな角度からの阪南市政の見方を検証する場にしたいと思います。ぜひ皆様のご意見をお問い合わせから書き込んでください。