9月議会3日目。今年は監査報告、昨年よりうまく喋れたと思います。それでも相当噛みましたけど。
本日は9月議会の3日目。
決算の議案説明の際には昨年もありましたが、監査委員からの意見書というものがあります。
今年のyoutubeはこちら。
原稿をコピペしておきます。昨年と同様、大切なところは赤くしておきます。
令和2年度阪南市一般会計歳入歳出決算認定について
それでは、一般会計歳入歳出決算審査についてご報告申し 上げます。お手元に配付させていただいております一般会計 決算審査意見書の7ページをご覧ください。
令和2年度 阪南市一般会計歳入歳出決算審査につきましては、市長から提出がありました決算書類について、計数の正確性、予算の執行状況の適否、各事務事業の処理及び問題点の 有無、財産管理の適否を着眼点とし、去る7月16日、関係 担当者からの説明聴取も含め審査を実施しました。
審査の結果でございますが、審査に付された決算書、決算附属書類は、いずれも関係法令に基づき調製されており、適正に表示しているものと認められました。また、予算の執行についても、おおむね適正に執行しているものと認められました。
8ページをお願いします。
意見といたしまして、一般会計の決算額は、
歳入251億4,918万5千円、
歳出247億2,217万8千円、
歳入歳出差引き4億2,700万7千円の黒字となり、実質 単年度収支でも1億23万6千円の黒字となっています。
歳入について、市税は、昨年度と比較すると全体で4,153万5千円減少し、54億4,821万2千円となっていますが、この主な減少要因は、法人市民税に係る税制改正に伴うものです。
地方消費税交付金は、消費税の増税に伴い2億1,223万4千円増加し、10億1,513万5千円となり、地方交付税は、昨年度より4,095万4千円増加し、46億5,212万3千円となっています。
国庫支出金は、新型コロナウイルス感染症関連の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、特別定額給付金給付事業費補助金、子育て世帯への臨時特別給付金事業費補助金 及び、ひとり親世帯臨時特別給付金事業費補助金等により、 62億8,104万1千円増加の92億1,051万1千円となっています。
寄付金は、ふるさとまちづくり応援寄附金の増加などに伴い、5億2,174万8千円の増加の7億7,931万1千円となり、この結果、歳入総額は、昨年度より68億2,747万 3千円増加し、251億4,918万5千円となっています。
歳出について、新型コロナウイルス感染症関連として、総務費では主に特別定額給付金等により63億4,095万5千円の増額、民生費では、子育て世帯への臨時特別給付金、ひとり親世帯臨時特別給付金等により2億7,577万7千円の増額となっています。
商工費では、プレミアム付商品券の発行等により1億1,473万4千円の増額、教育費では、ギガスクール等により1億8,023万9千円の増加となり、その結果、歳出合計は、前年度と比べ66億7,424万1千円増額の総額247億2,217万8千円となっています。
性質別においても、新型コロナウイルス感染症関連の影響により、物件費、補助費、扶助費等が増加するとともに、人件費については、会計年度任用職員制度の導入により増加しています。
依然として、本市の財政状況は、地方交付税、地方譲与税、国・府補助金等の財源に依存する体質となっており、地方公共団体の財政力を示す財政力指数は、令和元年度の0.537から0.534と低下傾向にあります。
経常収支比率については、令和元年度の98.2%から95.6%へと良化していますが、ふるさとまちづくり応援寄附金の収入がなければ約97.6%となり、厳しい状況が続いています。
令和2年度一般会計の決算としては黒字となっていますが、これには新型コロナウイルス感染症の流行という特殊な要因が含まれています。市民が感染症対策として、マスク着用、手洗い、消毒等を頻繁に行うことにより、市民の医療機関の受診回数が減少し、(医療扶助費が対前年度1,212万4千円減少するなど)扶助費の抑制、市の財政負担の軽減につながっています。今後の健康施策においても、この効果の大きさを再認識し、取り組んでいただきたいと存じます。
一方、老朽化した施設を整備していくには多額の事業費が必要になり、本市の財政負担が大きいことから、近隣市町と公共施設の広域化の議論をもっと早く進めていただきたいと存じます。
また、ふるさと納税は、本市にとって貴重な収入源になっていることから、ふるさと納税を含む税外収入について、稼ぐことに主眼をおいた取組を進めていただきたいと存じます。
行財政構造改革プランについては、改訂版(素案)が策定されましたが、市民に寄り添い、分かりやすく情報発信をするとともに、今後の決算書等についても、市民が見て分かりやすい資料作りを心掛けていただきたいと存じます。
市税、国民健康保険料、後期高齢者医療保険料、介護保険料等においては、公金の滞納額の縮減や効率的かつ効果的な徴収を行うため、公金徴収の一元化を検討されたいということを 意見とし、決算審査の報告とさせていただきます。
なお、ただいま報告させていただきました令和2年度阪南市一般会計及び特別会計 歳入歳出 決算審査意見書を本定例会の議事録の後に資料として添付していただきたく存じますので、議長にはよろしくお取り計らいをお願い申し上げます。
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