明日からの阪南市長タウンミーティングに備えて予習を。

先日もこのブログでご案内させていただきましたし、現在、市のホームページででも、広報はんなんの今月号ででも案内させていただいております「阪南市長によるタウンミーティング」について、よくよく考えると、ガラス張りの市政運営にも関わらず、市民との対話であるタウンミーティングが平成29年5月8日ぶりです。この2年弱の間に状況もいろいろ変わりましたし、この間の経緯もある程度予習しておくことによって、より突っ込んだ意見交換となると思いますので、少しまとめておきます。

子育て拠点について

まず、その1年9か月前のタウンミーティングはこんな感じでした。

平成29年5月7日 子育て拠点整備のタウンミーティング

・・・白紙撤回を公約に当選し、ここまで半年間、プロジェクトチームを立ち上げ検討。半年かけてプロジェクトチームが出した答えが「旧家電量販店を含む3拠点案(公立2、民間1なんで実質公立2拠点案)」にもかかわらず、市長が土壇場で計画変更、市民発表では旧家電量販店跡地を含む「公立4拠点案」が説明される。

平成29年5月8日 子育て拠点整備のタウンミーティング

・・・前日と同じ内容。公約違反だ!という声と、タウンミーティングが消化不良だとの声がありました。

タウンミーティングを受けて、市議会で委員会が開催、これも紛糾。結果、市民の皆様からの多くの声を受け、市議会の総意として市長に「旧家電量販店を子育て施設にしない」ように伝える。

平成29年5月29日 市長が判断「旧家電量販店を子育て施設に利用しない」

平成29年8月17日 子育て拠点整備特別委員会

・・・市長から子育て拠点の「 基本的な考え方(案) 」という何とも及び腰の案が提出。

そのまま「子育て拠点とりまとめ期限」であった8月にも具体的に何も出ず、議員は選挙に。議員の約半数が新しく入れ替わる選挙となりました。

その後も市長からは「方向性は子ども子育て会議(外部有識者などを含む市長の諮問機関)で」であったり、「具体的には子ども未来部(新しくセクションが創設されました)で」といった、終始ヒトゴトな答弁が続きます。

この間、平成30年3月には尾崎幼稚園の耐震補強工事が完了します。詳しくはその時のブログをご覧ください。ただし、耐震診断で危険性ありと診断された尾崎保育所、はあとり幼稚園はそのまま。耐震診断で指摘事項あり(耐震診断の数値には出ないが危険な部分が存在する)と診断された石田保育所、下荘保育所もそのまま。のちのち統合するのでと耐震診断すらしなかった朝日幼稚園も、もちろんそのまま。

平成30年7月27日 子育て拠点整備特別委員会

子育て拠点整備のA案、B案が市から提示されましたが、財政シミュレーションなども行っていない、何の議論もできない提案でした。

平成30年12月5日 12月議会

・・・上甲久しぶりの一般質問。子育て拠点整備について質しました。

財政健全化(行財政構造改革プラン)について

こちらについても今までのブログを参照したいと思います。

平成29年9月7日 市の財政についてまとめています。

平成30年2月1日 阪南市が第2の夕張にならない理由

平成30年8月2日 行財政構造改革プランが発表

平成30年12月5日 私の一般質問での質問で矛盾について質しました。

旧家電量販店について

こちらについては市のホームページが詳しいのでそちらを参照ください。

旧家電量販店の経過(市のホームページ)

写真は市役所玄関ロビー。本日から絵画が入れ替わっております。

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